身体に働きかける3つの要素には「ヴァータ」と「ピッタ」と「カファ」という性質のエネルギーがあるとされています。この3つのエネルギーは「ドーシャ」と呼ばれており、「不純なもの」「病素」という意味があります。

 

このドーシャの働きは、身体のあらゆる現象の基礎になっているとされ、個々人の体質による差異が生じたり、毎日のカラダや心の状態や季節、日々の食事などの生活は、ドーシャを形成する3つのエネルギーによるものではないかと考えられています。私たち人間の身体は、季節の変化や時期によって影響を受けています。3つの要素にはそれぞれエネルギーが高くなる季節があります。たとえばヴァタは秋から冬の寒い気候のときに最も高くなります。また、カパにおいては、春から夏にかけての湿り気の高い時期が最も高くなります。

 

 

各々のドーシャのバランスがきれいに保たれた状態においてこそ、身体の健康が保たれている状態であるといえます。ドーシャのバランスが崩れることが、心身のバランスが乱れ、不健康になっている状態であるととらえます。また、季節だけではなく、時間でもドーシャは変わってきます。これを念頭に置きながら、生活習慣や食事の改善、心身療法などを行うとよいとされています。